探偵の選び方
探偵に何か調査を依頼したいとき、その選び方には非常に慎重にならなければなりません。
なぜなら、調査費用等で支払う料金が高額になるにもかかわらず、いろいろな名目で代金に見合っただけの結果が得られないことが多くあるからです。
探偵を選ぶ上で注目しなければならないポイントの1つめは、まずは責任の所在がはっきりしているということです。
今でも、探偵に調査依頼をしても探偵事務所内に入れてくれずに、外の喫茶店などで話をしたがるところもありますし、インターネットサイトや電話帳に探偵事務所の掲載をしていても、事務所の住所や支社の所在地などを掲載していないということもあります。
探偵事務所の最低限の住所を掲載していなかったり、事務所内に入れてくれなかったりするというのは、秘密の義務という以前の問題で、何か隠しておかなければならない事情があるのではないかと思われても仕方のないことです。
しっかりとした探偵事務所では、そのようなことはありません。
ですから、まずは責任がどこにあるかということを最低限把握できる探偵事務所を選ぶよう、お勧めします。
続いての探偵を選ぶポイント2つめは、調査についての説明が明確で具体的になっているということです。
例えば、「1週間で100万円の調査費用になります」というような具体的な内容が示されずに金額だけ提示されても、なぜそんな高額の費用になるのかわからなければ、その探偵事務所に依頼するのはためらわれるものです。
また金額の明細を、「企業秘密」で片付けてしまうような探偵事務所は、信用できないと捉えてかまいません。
具体的な調査内容と費用の提示とは、例えば1週間の調査だというときには、1日あたりの稼働時間や調査員の人数、使用機材についての説明、追加料金がある場合のシステムの説明、調査時間帯の指定、深夜料金など特別料金が発生する場合の説明などがあります。
これらについて納得がいったうえで、探偵と契約しないと、後々のトラブルの原因となります。
契約ポイント
探偵と契約をするうえでのポイント3つめは、どの程度の調査能力があるかということです。
調査能力とは具体的には、尾行能力、撮影能力、機材の性能、調査員個人のスキル、調査員の人数、その他のコネクションやノウハウがどれくらいあるかということです。
例えば浮気調査において、暗い夜でも撮影できるような機材があるかとか、遠い場所からの撮影も可能な機材があるかといった問題は、調査能力に大きく影響します。
中には、「100%成功します」というフレーズを使用している探偵事務所や「絶対に結果を出します」という探偵社がありますが、そのようなフレーズや言葉では、具体的な調査能力はわかりません。
具体的に撮影機材を見せてくれるような探偵社や、調査員個人のスキルを得意分野とともに示せる探偵事務所、調査に対する具体的なプランをある程度示せる探偵事務所は、調査能力が高い探偵事務所と判断しても信頼できると思われます。
以上のようなポイントを踏まえて、探偵事務所と契約をする際に契約書によく目を通し、納得できない点があれば質問したり、時間を置いて再度検討することができるようにお願いしてみたりすることをお勧めします。
もし「もう少し考えたい」と言ったら、「急いだ方がいいですよ」とか、「ではもう契約はなしということにしましょう」など、契約を焦らせるような探偵事務所だとしたら、そこはやめた方がいいと思われます。
他の探偵事務所との比較検討を許容するような探偵事務所なら、信頼できるといえるでしょう。
なお、非常に安い料金の探偵事務所も出現してきていますが、アルバイトの調査員を雇うなどして調査能力に疑問がある場合が多いので、あまり利用しない方が賢明かと思われます。